【ディスクブレーキ】
最近の車では主流になってきているブレーキシステムです。
ディスクローターと呼ばれる円盤状のプレートを、ブレーキパッドで挟み込み、その摩擦でブレーキを利かせる構造です。
ブレーキというのはどうしてもブレーキをかけた時に熱を持つのですが、このディスクブレーキは熱を放出しやすい構造になっています。
そのためブレーキの効きはじめは若干弱いのですが、高速走行からのブレーキングにも安定した力を発揮します。
最近の車では、前輪はほとんどがこのディスクブレーキになっています。
またブレーキを踏むと「キー」という音がする場合があります。
これは俗に言う「ブレーキ鳴き」といい、ブレーキの性能上は大きな問題はありません。
しかしこのような音が、ブレーキを踏まなくても鳴る、またはブレーキを踏んだときに、「ゴシゴシ」という金属を削るような音がする場合は点検が必要です。
これはブレーキパッドがなくなった時に出る音ですから、このまま乗り続けると危険です。
必ず整備工場などで点検してください。
いずれにせよ、ブレーキは安全上非常に重要な部品です。
何か異変に気がついたら早めの点検整備を心がけてください。
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